瀬川のセンダンの大木の“花”は、既に終わってます

(1) センダンのお花のこと・・・

 

 6/3にこのブログに掲載した「箕面・瀬川の“センダンの大木”に花が咲く~ ・・ 」の記事を見て、現地まで行っていただいた方(お二人)から「既に花期が終わってる」との連絡がありました。

 

 あの写真は5/27撮影のもので、今では既に花は散っていると思います。
 そのことは大体は分かっていたので、記事中に明記すべきでした。

 

 あの記事は数日かけて書いてますが、携帯電話でリアルタイムに写真をやりとりする今の時代センスへの配慮が足りませんでした。

 

 お花を楽しみに現地へ行かれた方には、積極的な対応にお礼を申しあげるとともに、期待はずれでたいへんご迷惑をおかけしました。
 深くお詫びします。

箕面川への落花・・6/1撮影
箕面川への落花・・6/1撮影

(2)「栴檀(センダン)は双葉より芳し」のこと・・
 
 さらに記事を読まれた方で、当然ながら「栴檀(センダン)は双葉より芳し」ということわざを連想された方がおられます。
 しかし、このことわざに登場するセンダンとは、別種のビャクダン(白檀)のことです。

 

 栴檀(センダン)という言葉は中国起源ですが、昔、日本ではどうも今の木(旧名:おうち)にセンダンという名前を当てはめ、それが現在も引き継がれてるようです。

 

 この点も、ご説明しておく方が良かったと思います。
 記事を簡潔にするため、つい省略してしまいました。

センダン(箕面市瀬川)
センダン(箕面市瀬川)
ビャクダン(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
ビャクダン(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

(3)今後について

 

 瀬川の“センダンの大木”を巡っては、今後、難しい局面も予想されます。
 したがって、情報発信をよりていねいに行い、多くの方々に理解を広めることが大切になっています。

 

 地元住民の方を中心とした「瀬川のセンダンの会」(仮称)などとも相談しながら、対応したいと思います。
 
  今後とも、よろしくお願いします。

                         【プロジェクトみどり事務局】