箕面で不思議の花 “白いたんぽぽ” 咲き出す-3/30に「調査説明会」、4/6に「観察会」

   早くも「箕面で“白いたんぽぽ”が咲き出した!」との情報が、3/23(日)に市民組織「生きもの会議」のメンバー若藤さんから寄せられました。

 

 4月中旬頃からの黄色いたんぽぽの盛りより早く3月中・下旬から咲き出すのが、“白いたんぽぽ”の特色。

 4月下旬頃まで、次々と咲きます。(咲き終わるのは、黄色いたんぽぽとほぼ同じ)

箕面鍋田川(なべたがわ)の曲がり池付近の西岸(二中の東方)で。(3/23 若藤さん撮影)
箕面鍋田川(なべたがわ)の曲がり池付近の西岸(二中の東方)で。(3/23 若藤さん撮影)

 

 “白いたんぽぽ”は、日本の花。
 清らかなイメージの春の野の花です。

 

 高知県などではたくさん咲くのですが、箕面でみつかってるのは約30か所と非常に少なく、従来は「人が植えたのでは・・」との見方も。

 

 でも、「生きもの会議」の平成24・25年の調査では、果樹園・川岸など自然が残る場所に以前から生えてた可能性も浮上・・。

 

 いろいろ分からないことが多い-不思議な花です。

二中の北側・坊島浄水場の道沿いのフェンス内で。( 同 )
二中の北側・坊島浄水場の道沿いのフェンス内で。( 同 )

 

 今まで箕面で“白いたんぽぽ”が比較的多くみつかってるのは、
  ① 二中の北(浄水場内)・東(鍋田川沿い)方面、
  ② 聖母被昇天(ひしょうてん)学園の東(果樹園など)方面、
  ③ 桜ヶ丘・阿比太(あびた)神社の西南(住宅街)方面、

 

 その他を含め、新御堂筋の西側の山麓沿いから平野にかけてが多く ~ なぜか?南部市街地の北西エリアに偏ってます(下図)。

 

 何か事情があるのか、調査不足か、徹底した都市開発のためか?・・不思議。

箕面の“白いたんぽぽ”分布図。(『みどりの街しんぶん』創刊号、平成24年6月発行から)
箕面の“白いたんぽぽ”分布図。(『みどりの街しんぶん』創刊号、平成24年6月発行から)


 謎を探るため、『市全域で“白いたんぽぽ”を調べよう!』と、3/30(日)に「お話しと説明会」が開かれます。

 

★「白いたんぽぽ」のお話しと説明会★
 ▽3/30(日)午前10時~11時半
 ▽文化・交流センター(サンプラザ。箕面駅前) 4階会議室
 ▽お話し「不思議の花・白いたんぽぽ」石田達郎さん(府立高校の生物の先生)
 ▽市民参加による“白いたんぽぽ”調査の説明
 ▽無料
 ▽主催:生きもの会議(NPO山麓委員会内)
  共催:NPO花とみどりの街づくり
  連携:なかよし自然観察会
 ▽連絡先:電話090-4038-6693(しげもと


 また、実際の観察会も、4/6(日)に開かれます。

 

 ■ シロバナタンポポを探そう ■
 ▽4/6(日)午前9時45分 萱野中央バス停(イオン箕面店側)集合(正午ころ解散)
  坊島や二中付近で自然観察会。雨天中止。
 ▽ 参加費:200円(保険料込み・中学生以下無料)
 ▽ 持ち物:ルーペ・観察ノート など。 
 ▽ 主 催:なかよし自然観察会
 ▽ 連絡先:電話090-4038-4682(わかふじ)

 

※ 「集中生育地」と言っても咲く花は少なく、見つけるのは容易ではないでしょう。

 

※ 箕面の“白いたんぽぽ”の種類は、シロバナタンポポ。

  (日本の白色系タンポポは、何種類かあります・・) 


※ 「生きもの会議」では、この3年間連続で箕面で「たんぽぽ調査」を予定。
  平成26年春:「“白いたんぽぽ”調査」(下記の予備調査)
   同 27年春:「タンポポ調査 西日本2015」の本調査(箕面を主に担当)
   同 28年春:「関西たんぽぽ群生地調査」
 
                          (「生きもの会議」事務局)

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コメント: 1
  • #1

    藤子 (月曜日, 24 3月 2014 20:38)

    むかし、子供の頃能勢でみました。とても神秘的で、私の中で夢だったかな?と思っていましたが、きっと本当にみたんだと確信しました。