★ 予想を上回った来園者 ★
週末の5/17・18に箕面市粟生外院(あおげいん)のバラ園(南北2園。計660㎡)で開かれた“バラ祭”に、主催者の予想を大きく上回る約850人(注)が訪れ、満開のバラの花を楽しみました。
(注)約850人:配布した案内リーフレットは約570枚(主催側600枚用意)。家族連れなどは1枚だけ受け取るので、受付での観察に基づき1.5倍して来園者数を推定(主催者)。
★ 地元活性化などを目的に・・ ★
貴重な魅力資源のバラ園を生かし地元の活性化や全市的なお花の街づくりにつながれば・・と、市民が集まり「粟生外院バラ祭実行委員会」(代表:辻本幸夫さん)を結成。
バラ園を開設するKガーデン(代表:久保ノリ子さん)の協力や市の助成を受け“バラ祭”を開きました。
★ 2日連続で訪れた人も・・ ★
「今日も来ました」・・2日連続で来たリピーターもかなり・・。
この種のイベントでは、やや珍しい現象。
ある女性はこう言いました-「他市にも(大きな公共の)バラ園はあるけど、ただ植わってるだけの印象のトコが多い・・、ここは(充実してて)とても魅力的・・」
★ “ヘップバーンの庭“が、コンセプト ★
人々を引きつける“不思議な魅力”は何か?-を探りましょう。
このバラ園を作った園芸技術者・井野元 敏さんに聞きました(写真)。
「南園は、“オードリー・ヘップバーンの愛した庭“だ」との答え。
「丸い花壇を細長い水面(ここ南園では通路)でつなぐ・・」などのスタイルがそれで(図)、「ローマの休日」などに出た映画女優ヘップバーンさん(1929-1993)は、こうしたイギリス風のお庭がお気に入りだった・・。
つまり、成熟したイギリス庭園というしっかりしたコンセプトが魅力の源のよう・・。
(参 考)
◆「オードリー・ヘプバーンの庭園紀行」紹介ムービー
↓
http://www.youtube.com/watch?v=d2LU7bvxdFI
★ 緻密な計算から・・ ★
さらに、井野元さんの説明・・。
「バラは開花期が短いので、早咲き・中咲き・遅咲きを組み合わせてある」
「また、剣弁高芯(けんべんこうしん)咲き(※シャープ型)と、腕(わん)咲き(※ボウル型)との両方を植え、花の形にも変化を・・」(※カタカナは、執筆側で付加)。
つまり、「シャープ型」は花びらの先が尖って見え花芯が高いタイプ、「ボウル型」は花びらや花全体がま~るいタイプのこと・・(写真)。
また、バラの足元には美しい様々な草花が、さらにいい香りのバラやジャスミンが配置されてます。
何となく植えてるんでなく、ベテランが効果を緻密に計算して設計、そこからステキな魅力が自ずと生まれてるらしい・・のです!
★ 2人の花のプロのコラボ~魅力の秘密か ★
さらに、以前にはホテルで働いてたというフラワーデザイナーでもある久保さんのアイデアが光ります。
園内には、フラワーアレンジメント(花飾り)・絵画・コミックなお人形などが飾られ、写真撮影や休息用の白いイスが置かれ、ゆったりとBGM(音楽)が流れます。
どうも、井野元さん+久保さん・・2人の花のプロのコラボレーション(連携)も、魅力の秘密らしい・・。
★ 皆さんの評価を ★
粟生外院の“バラ園”“バラ祭”は、かなりハイレベルかも?!
皆さんの今後の評価をお待ちします。
なお、箕面のFM放送「タッキー(81.6MHz)」のHPにも、きれいな写真で「粟生外院バラ祭」の様子が紹介されています。
↓
http://fm.minoh.net/minohnow/log.php?date=201405180824
※バラの写真は、いずれもここで5/17・18に撮影。
【粟生外院バラ祭実行委員会 事務局】
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