.美しい「紅葉の季節」の次には、いよいよ「落葉の季節」が・・。
「落ち葉」は、やっかいな“ごみ”? 彩りある“風物詩”?
市民の声は、分かれます。
住民のクレームにより「紅葉の季節」を前に街路樹が大幅にせん定されたり、樹木が落ち葉などを理由に伐採されたり・・今も続いてます。
「貴重な街のみどりを守ろう!」と、NPO花とみどりが、“落ち葉さん ありがとう”キャンペーンを始めました。
呼びかけは、とりあえず3つです。
.街角で落ち葉のおそうじをしてる人に声をかけると多いのが、「夏の間、涼しい木陰を作ってくれたから・・」との声。
多くの方が、感謝の気持ちでおそうじされてるようです。
次々、舞い落ちる落ち葉・・
毎日、毎日・・、朝・昼・晩の「完全おそうじ主義」はとてもたいへん。
ザッとお掃除して、散り終わったらきれいにするのはどうでしょうか。
公園の落ち葉の多くは、住民の方が袋に詰めて、それを市が車で集めて、
山の奥のクリーンセンター(清掃工場)まで運び、「ごみ」として燃やされてます。
空き缶などを取り除き(分別)し、現地で腐葉土に戻せばどうでしょうか。
既に「古井戸公園」(かやの中央)など市内3か所ほどの公園で、この取組が始まってます。
【コメント】みどりを大切に・・話し合いで解決を・・
大きな樹木のそばにお住まいの方は落ち葉・日陰などで苦労されてることが多く、一方、遠くから眺めるだけなど方は「きれいだ」「残して欲しい」と思ってることが多いようです。こうした点はみどりを巡る市民間の「内部矛盾」(『箕面市みどりの基本計画改訂版』)と呼ばれています。
まちなかのみどりのコーディネート組織・NPO花とみどりでは、市民が話し合う中で相互理解を進めこうした矛盾を乗り越えるようにし、みどりの保全・活用を進めています。
この問題で、皆さんのご意見をお寄せください。
(NPO法人 花とみどりの街づくり・箕面 事務局)