『(阪急)箕面駅で、3/21にツバメを見た』と、「箕面・生きもの会議」メンバーの若藤さんから連絡。
若藤さんは、箕面などで自然観察を長らく続けるベテラン。
早速、大阪管区気象台※HPの「生物季節観測」ページをチェック。「つばめ」の今年の初見は、まだ空白のまま・・。
※大阪市中央区大手前4丁目。同気象台は、主な動植物の「初見」情報を発表。
続いて、全国的な“ツバメ前線”のHP(『「ツバメ」の飛来前線』)をチェック。
すると、若藤さんと同じ3/21に大阪府の泉大津市と阪南市で「見た」との報告が・・。
ということは、若藤さんの観察は他の2市と並んで、府内での今年の「初見」らしい!
大阪のツバメの初見の過去の傾向は、次のとおり。
◆ 平年値:4月4日
◆ 最早:1990年3月20日
◆ 最晩:1985年4月26日
(大阪管区気象台HP)
つまり今年のツバメの箕面など大阪での初見日=3/21は、例年に比べ2週間ほど早いようです。
箕面は、ツバメが巣を作る商店街など人の出入りの多い人家とともに、人家近くに巣作り材料や餌が得られやすい田んぼが多く残ってます。
箕面は、ツバメの繁殖(=巣作り)適地の可能性がありますね。
【参 考】
※大阪管区気象台の「生物季節観測」
http://www.jma-net.go.jp/osaka/kansoku/seibutsukisetsu.html
※HP『「ツバメ」の飛来前線』
http://www2s.biglobe.ne.jp/~suzakihp/tuba.html
(生きもの会議(箕面・生きもの多様性会議))
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