“まちなかのみどり”に取り組む「NPO 花とみどり※1」は、従来からの活動に加え昨年度は新たに「花とみどりの学校」や「粟生外院バラ祭」をバックアップ、いずれも成功しました。
これらの成果を背景に、「NPO 花とみどり」がこの6/27に『総会』を開催。
※1 正式名:NPO法人 花とみどりの街づくり・箕面。
★ 会員の出席率高く、かつ真剣に議論 ★
『総会』には、来賓1人(箕面市 公園緑地室)と会員20人(個人会員+団体会員)とが参加※2。
※2 委任状を含めると全32会員中の26会員が参加(出席率81%。委任状含めない実出席率は63%)。
参加者は成果に甘んずることなく、抱えている組織運営上の資金問題などについても真剣に議論しました。
★ 「ミッション」修正、略称「NPO 花とみどり」など新路線を模索 ★
『総会』では、“まちなかのみどり”の取組の「ミッション(使命)」について、『設立宣言』(2013年11月)で示したものを、今回、市民などの共感が、より一層、得られるよう、次のように軌道修正。
さらに定款を変更し組織の略称を従来の「NPOみどりの街」から、『NPO花とみどり』に。
これらは、市民の関心や満足は今や「みどりが豊か」だけでなく、「バラ祭」の人気ぶりなど“お花”への強い高まり(いわば“お花の時代”)がうかがえることから、「ミッション」や「略称」で“美しく楽しく”や“花”を強調するなど、いわば“お花路線”を強めたもの・・。
★ 今後、“花とみどりのネットワーク”を中心に活動を展開 ★
『総会』は“花とみどりの街づくり”へ向けて、今年度はこの問題に関心を持つ組織と個人が集まる“花とみどりのネットワーク(企画かいぎ※)”を中心に、「地域づくり」をはじめ様々な活動を応援していく方針を確認。
※3 参照→「花とみどりのネットワークの10のプロジェクト群」(このHPの「お知らせ」欄に収録)
★ 役員の若返り・女性化進む ★
『総会』は、今までの役員の任期満了に伴い、新たに次のメンバーを選出。
【理事】上尾正美さん(新任)、上田芳弘さん(再任)、久保ノリ子さん(新)、佐藤秀代さん(再)、二宗忠美さん(新)、福田経子さん(再)、渡辺智子さん(新)。
【監事】下西まきさん(新)
【顧問】片岡正彦さん(新。但し前理事)
総会後の理事会で、次の正副代表が・・・。
【代表理事】 上田さん
【副代表理事】上尾さん、佐藤さん、福田さん
なお、理事・監事の平均年齢は約70歳から約60歳へ、とりあえず“10歳ほど”の若返り。
これは、理事候補を「70歳未満」に制限した結果(「申し合わせ」で制限。数年後の実施予定を繰り上げて実施)。
この“理事の70歳定年制”による後継体制づくりは、やや珍しい試みといえるでしょう。
また理事・監事8人中、女性が5人(63%)となり、従来(38%)から25ポイントアップし、役員の“女性化”が進みました。
これは意識的に追求したというより、開校中の「花とみどりの学校」の生徒さんの90%が女性であるなどこの分野では女性の活躍が目立ち、そうした状況を反映した自然のなりゆきといえそうです。
“若返り・女性化”などを生かした新役員の今後の活躍が期待されます。
なお、事務局長は引き続き重本さん(但し、年齢制限で理事は退任)。
★ 独自の資金確保を強化 ★
さらに、『総会』では「NPO花とみどり」のコーディネート組織としてのあり方、特に資金面について、この組織が数年前に市の意向でスタートしたいきさつを踏まえ市と粘り強く話し合うとともに、同時に独自の歩みも強化するとの「二正面アプローチ(作戦)」を確認しました。
それにそって、活動資金の確保へ向けて「市の助成金」とともに、「募金」に取り組み、また「会費規定」を定め今まで無料だった「個人会費の有料化(年千円)」などへ進むことを決めました。
※4参照→「会費規定」(このHP「お知らせ」欄に収録)
(「NPO花とみどり」 事務局)
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