箕面・西小校区で広がる “お花と人の輪” ~ 「あじさいの郷  夢プロジェクト」 進む

 今、箕面の西小学校区であじさいの花をいっぱいに広げる取組が進んでます。
 取り組んでるのは、校区の青少年を守る会をベースにした「あじさいの郷(さと) 夢プロジェクト」の皆さん。
 
 育てた苗を校区の家庭に“里親”になってもらう形で配布、数年前から始めて「今までに150軒以上に協力してもらってます」(リーダーの渡辺智子さん)。
 校区での“地域緑花”や“お花でコミュニケーション”のモデルとなる取組ですね。

校区の「あじさいの里親マップ」/西小バザーで
校区の「あじさいの里親マップ」/西小バザーで

     
 まずは、西小のバザー(7/5)へ。
 会場の一角に「あじさいの郷 夢プロジェクト」のテントがあり、呼びかけ中・・、
  店番の女性たちに声をかけると、楽しい説明がいろいろ・・。


 テントの前にはあじさいの苗が並んで・・。

あじさいの里親を呼びかけるテント--何だか楽しそう・・・
あじさいの里親を呼びかけるテント--何だか楽しそう・・・
苗を選ぶ女性たち
苗を選ぶ女性たち

 にぎわうバザー
 にぎわうバザー


 次に、あじさいを増やすさし芽の植え付け作業を見学(7/18)。
 
 園芸専門家のレクチャー(手ほどき)を受けた後、学校の中庭にある花の盛りを過ぎたあじさいの株から大枝を切り出し、長さ20~30cmの短いさし芽(さし木)を次々と作ります。この日は、700本余りも作りました。

 

 メンバーは、親子連れなどのファミリーが中心。

向こうの花株の大枝を切り、さし芽に・・
向こうの花株の大枝を切り、さし芽に・・


 さし芽は、鹿沼(かぬま)土を主体とした床に植え付け・・。


 これを、夏の間、水やりなどをして育て、根をしっかり張ったポット苗にして来年の春以降に皆さんにお渡し家庭で育ててもらう仕組み。

 学校には夏休み中でも先生・子供・親などがやって来て、その人々がお世話をしてくれるとのこと・・。

さし芽専用の黄色い鹿沼土にさします
さし芽専用の黄色い鹿沼土にさします


 このほど、西小横の道路整備に伴いフェンスの一角に「あじさい園」が設けられ、メンバーが苗を植えました。


 まだ小さいのですが、いろんな種類(品種)が・・・。
 これらがりっぱに生長すれば、見事な「あじさい園」になるでしょう。

通学路沿いに整備された「あじさい園」
通学路沿いに整備された「あじさい園」
「あじさい園」に咲いてたお花たち
「あじさい園」に咲いてたお花たち
山なみ迫る西小-ことし創立50周年を迎えました
山なみ迫る西小-ことし創立50周年を迎えました


※ 学校を核とした“人の輪”が“お花づくり”を支え、“お花づくり”を通じて“人の輪”がさらに広がり深まる・・“好循環”ですね。
※ あじさいの苗は、「西小校区以外の方にもお分けします」とのこと。

※ 写真撮影:主に7/5・18撮影(あじさい園は7/5撮影)。
 
                                          (NPO 花とみどり 事務局)