箕面で共に協力してゴーヤのカーテンを広げている「みどりのカーテン広げ隊」と大阪大学の学生環境サークル「GECS壁面緑化班」とが、この数年間の活動で得た環境面の効果をグラフなどにまとめてパネルで発表。
同時に、この夏の“成果”そのものの=ゴーヤの実を無料提供。
見た人は、そのりっぱさに驚くとともに、ありがたくいただいて・・。
なんでゴーヤなんでしょうか。
パネル展示の一部から、ご紹介。
効果を比較したグラフでは・・。
非緑化(みどりのカーテン無し)が約35℃の時、ゴーヤの影では約31℃、朝顔では約29℃。
みどりのカーテンは、無い場合より4~6℃低い!
朝顔の方が低かったのは、葉がよく茂ってたため・・と説明。
「ゴーヤは実が採れ、楽しみが大きい」・・リーダーの上田さんはゴーヤのおいしい効果を強調。これが、同隊がゴーヤを推奨する大きな理由といいます。
次に、「日向(ひなた)」「日陰(ひかげ)」「ゴーヤのカーテンの日陰」の比較(長期観測)の結果では・・・。
「日向」が最も高かった約43℃の日。「日陰」が37℃、「ゴーヤのカーテンの日陰」が35℃(測定時刻は。連日正午)。
他の日もほぼ同傾向。
同じ「日陰」でも、「ゴーヤ」の方が2℃ほど低い。
ゴーヤの葉っぱから水分が蒸発などする「蒸発散効果」でしょう。
ゴーヤなどの“涼しさ上乗せ効果”を科学的に裏付け・・。
これらのパネル展示は、8/29~9/6。
NPOフェスタの関連イベントとして(本番は、9/20(日))。
※写真は、いずれもパネル展(みのお市民活動センター(かやの中央))で.
【追加コメント】冒頭の実は畑の産物---
○ 責任者の上田さんに問い合わせたところ、冒頭の写真のゴーヤは上田さんが畑で栽培されたもので、ゴーヤにちなんで提供されたことが分かりました。
カーテンにするゴーヤは枝葉を茂らせ広げることにエネルギーをつぎ込むので、こんなりっぱな実はならないとのことでした。
よろしくお願いします。(8/29追加記載。NPO事務局)
(NPO花とみどり 事務局)
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