11/3 箕面で『生物多様性フォーラム』~ 若手農家が「都市農業」で報告

 

 11/3(祝)に、箕面で『生物多様性研究フォーラム』が開催されます。

 

  第1部では食べ物・農業・土砂災害防止などの「生物多様性の恵み」について、第2部ではブルーギルなど外来動物の影響・シカの食害などの「生態系の保全と再生」についての報告です。

 

 いずれも、忘れがちな生物多様性の恩恵に、箕面の現場からの“身近な自然”を大切にする立場からの最新報告とみられます。

 

 まちなかのみどりという面から特に注目されるのは、「箕面の都市農業における地産地消」についての箕面の若手農家の乾さん(箕面市農業経営者連絡協議会)からの報告です。

 

 都市化が進む大阪府内で、箕面は農地や農業が比較的残っているのが大きな特色。
 従来は必ずしも十分に評価されて来なかったこの特色に、地元農家による朝市での野菜の直販活動などを取り上げ光をあてる貴重な報告になるとみられます。

全国的にはほ場整備が進みやや珍しくなった緩やかなカーブを描く箕面の昔ながらの田んぼ。 箕面の田んぼではトノサマガエルなど貴重な生きものも見られます。
全国的にはほ場整備が進みやや珍しくなった緩やかなカーブを描く箕面の昔ながらの田んぼ。 箕面の田んぼではトノサマガエルなど貴重な生きものも見られます。

 

◆生物多様性研究フォーラム◆
~人と自然の共生のために
    ・・箕面の身近な自然を大切にしよう!~

 

日時:11月3日(祝)13時~15時30分
場所:箕面 文化・交流センター 地下多目的室(阪急箕面駅前。みのおサンプラザ1号館)
入場無料・申込不要(先着60名)
内容:
 第1部・生物多様性の恵みを理解する
  ①「食べる」ことと生物多様性のつながり
    大阪青山大学子ども教育学科准教授 古田 豊子
  ② 箕面の都市農業における地産地消
    箕面市農業経営者連絡協議会 乾 真弥
  ③ みのお山麓と土砂災害の備え
    大阪府砂防ボランティア協会 上畑 憲光
 第2部・生態系の保全と再生のための活動
  ① 才ヶ原池ブルーギルの食性調査
    大阪府園芸高等学校 ビオトープ部
  ② 増えすぎたシカの実態/モニタリング調査
    大阪府立環境農林水産研究所 幸田 良介
  ③ 有害鳥獣捕獲の現場から
     大阪府猟友会箕面支部長 平山 竹一
 司会:近藤万里(NPO山麓委員会理事・生きもの会議)
主催:箕面市・NPO山麓委員会(「みのお山とみどりのフェスティバル」の一環)
連絡先:NPO山麓委員会(072-724-3615。090-1133-3615)

※ 終了後に交流会(要申込、参加費1,000円)

 

                                      (NPO花とみどり事務局)