2/19(日)午前、箕面の箕川(みのかわ)沿いの遊歩道で『観梅と甘酒の会』が催され、春の到来を感じさせる穏やかな陽光の中、主に他から来て受付で記名した約70人と、スタッフなど地元の人々を含め、おおよそ100人が集いました。
川沿いの「外院の里 西遊園」では、主催の「箕川・水とみどりの会」により隣町・池田の銘酒「呉春」の酒粕(さけかす)を使った“甘酒”が振る舞われました。
訪れた中には、市内の箕面川・石澄川・千里川などで川そうじや水辺の地域づくりに取り組む人々も・・。
その多くはかつて開かれていた『川の交流会』(事務局・市民活動フォーラムみのお)のメンバーで、久々に交流・・。
川沿いには、スイセンなどのお花も植えられてます。
一部には、ハーブでもあるローズマリーなどの多年草が連なり、シーズンには繊細なお花の道になるようです。
こうした川づくり・地域づくりに10年以上にわたり取り組んできた「箕川・水とみどりの会」の高山嗣彦さん(会長)は、「川のごみが余りにひどすぎて、地域の皆さんに呼びかけそうじを始めたのがスタート」と、笑顔で思い出を語ります。
住民の想いがこもった140本に及ぶ梅の並木道づくりやホタルの保護など、箕川は市内のいくつかの河川で行われている“川を生かした魅力ある地域づくり”の中でもモデル的な存在でしょう。
いずれにしても、お天気にも恵まれ、のんびりほっこりしたいい半日でした。
【コメント】活動のコツ → ニーズに合わせ多様に進化
川そうじに始まり、花の遊歩道づくり・ホタルの保護、さらには「観梅会」などのイベント開催へ・・・「箕川・水とみどりの会」の活動は、住民のニーズや必要性に合わせて多様に進化・発展して来たようです。 (アメーバー型・活動スタイル)
一方、同じ川そうじでも、いつまでもそれだけにとどまってると、川のごみがきれいになる中でそうじの必要性がハッキリしなくなり、メンバーも増えず減り高齢化に悩む組織も・・。 (タコツボ型・活動スタイル)
「箕川・水とみどりの会」もいろいろ課題はあると思われますが、その中で分権化などを通じ後継リーダーの養成にも努めている様子・・学ぶ点が多いようです。
(例)今回のイベントも、実行委員長は会長とは別の方でした。
【関連報道】この催しは、箕面のFM放送「タッキー(81.6MHz)」のHPでも紹介されています。
http://www.minoh.net/minohnow/log.php?date=201702191701
(NPO花とみどり 事務局)
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日比野 昌弘 (金曜日, 24 2月 2017 23:24)
高山会長の長年にわたる地道な努力と、それを支える素敵な仲間たち、憩いの場として集って下さる市民の方々、心温まる「まち」の様子を分かち与えて下さる「花とみどり」の素晴らしい広報・・・などなど。新しい「まちづくり」に努力されている方々に心から感謝です。
NPO花とみどり 事務局 重本 (火曜日, 07 3月 2017 18:33)
日比野さま
貴重なコメントどうもありがとうございます。
おっしゃるように箕川の川を生かした取組は、スバラシイと思っています。
この「箕川モデル」に学び普及したいと思っています。