今、「NPO花とみどり」が、箕面での花とみどりの市民的活動力を高めるための《ウィンター・キャンペーン》(~3/10)を実施中。
日本では「国難」ともいわれる超高齢時代などへ向かう中で、財政難の行政は“花とみどり”の様々な場面から後退気味、一方、花とみどりの街づくりなどへの市民ニーズは高く、これからはこうした街づくりを“市民が支える時代”へ向かうだろうとの見方が出ています。
この傾向は国内外に共通で、例えば次のよう・・。
● アメリカのボランティアによる公園・街路樹のアダプト(行政と市民との協働)制度の背景には、行政の財政難が・・。(アメリカのこの方面の実情に詳しい兵庫県立大 研究所A先生の指摘)
● 「「協働」の概念は、・・二つの意味」で使われている。一方では行政・市民・NPO等のパートナーシップという理念で、他方では(財政難の中で)公私協働を掲げた公共部門の縮小・民間開放(民間への依存・活用)という(現実的な)意味で・・。(この分野を研究する大阪大院 法学研究科O先生の論文)
従来は「理念」がやや一面的に強調されてきましたが、その背景には現実的な事情が・・との見方ですね。
同NPOではこうした現実(リアリズム)に立ち、市民が“花とみどり”活動を“前進”させる時代へ進むとの見方で、「市民の知恵・ボランティア力・資金力などで、“花とみどり”あふれる街に・・」と呼びかけます。
つまり、花とみどりの市の助成金などが打ち切られても、市民ニーズに基づき活動は進めようとの決意を固めつつあります。
※ これらの見方について、同NPOでは検討を深める予定(ご意見を。
《キャンペーン》を始めてから、趣旨に賛同しかなりの顎の募金を寄せられた女性や、「花とみどりの友の会」「NPO花とみどり」に同時入会された男性などが少しずつ出ています。
《キャンペーン》は、具体には次の「3つのアピール」を掲げています。
◆ 第1のアピール: 汗をかこう! (花とみどりのボランティアのススメ)
いろんなボランティアがありますが、大切なのは気に入った活動への参加。
各々活動の多くは、下見参加もOK。
◆第2のアピール: お金で支 えよう!(花とみどりの募金を)
★花とみどりの募金(寄付)の使いみちの例。
○ 公園の魅力アップのモデルづくり
○ タネからの花苗の育成・市民への配布
○ 花とみどりの人づくり・花育活動(「箕面・花とみどりの学校」など)
○ 花・みどり・水・ホタルなどを生かした地域づくり
○ 花とみどりの活動の交流・連携(「企画・交流会」の開催 など)
○ 以上を支える活動(「NPO花とみどり」)
★募金方法は、次の3つ。
A. 封筒募金
募金を「封筒」に入れ、「みのお市民活動センター(かやの中央・映画館の北側)」の募金箱へ(写真↓)、又はNPO花とみどりのメンバーなどにことづけていただく方法。
(住所・名前・募金額などをお書きください(匿名もOK)。「募金箱」への直接の募金は、無記名・封筒無しでもOK)。
B. 郵便局の「振替口座」募金
ゆうちょ銀行の「払込取扱票」をご利用いただく方法。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
加入者名:NPO花とみどり
口座記号番号:00970ー2-308262
※「通信欄」に、「募金」と書き、ご住所・お名前・電話番号を付記。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※ 通常は、手数料が80円~130円かかります。
C. 花苗募金
花苗を受け取り、募金する方法。(募金は1株で50円程度を)
3/3(土)に“早春の花とみどりのマルシェ”を開催し、パンジーの苗を配付。 (雨天時は、翌3/4)
場所は「みのお市民活動センター」前の広場(かやの中央のキューズモール西の映画館の北側)。
午前10時~午後4時まで。
◆第3のアピール: お世話をしよう! (入会)
「花とみどり友の 会」の会員(賛助会員)は、資金の継続的なサポートが主な役割。
「NPO花とみどり」の会員は、進んで活動の企画・準備・運営などのお世話を。
(両方への入会も歓迎。また会費は共に年千円)
【連絡・問合わせ先】
NPO花とみどり
郵便562-0013 箕面市坊島4-5-20
みのお市民活動センター内
☎090-4901-6693 FAX:072-722-2981
Eメール: hana.midori.minoh@gmail.com
(「NPO花とみどり」事務局)