公園の いらない お花で、子供+ママがきれいな “花飾り”/「花と話そう」イベント

 

 今の季節、公園花壇を葉ぼたんなどの冬花壇へと切り替えるため、夏花壇のお花がいらなくなり、開花中でも、順次、撤去へ・・。
 でも撤去されるお花はまだ美しく、「これで“花飾り”を作ろう」・・と、ユニークなイベント「花と話そう」を開催(9/29。主催:みのお園芸ファーム & NPO花とみどり)。

 

 しかし、あいにくの雨で、公園ではなく室内で開催(市民活動センター)。
 4組の親子10人が、参加。
 うち3組は、昨年に続くリピート参加。この催しは、何か魅力があるよう・・。

 

 スタッフ8人を加え、総勢18人で開催。

出来上がった“花飾り”作品。野草の猫じゃらし(エノコログサ)も生かして・・
出来上がった“花飾り”作品。野草の猫じゃらし(エノコログサ)も生かして・・

 

 雨のため、スタッフがあらかじめ近くの「古井戸公園」(みのお園芸ファーム管理)や「憩いの広場」(市の緑地=花壇をつくろう会管理)の花壇から、お花を摘んできて提供。

 

 この中から、好きなお花などを選んで・・。

摘んできたお花から選ぶ・・
摘んできたお花から選ぶ・・

 

 子供とママの手で、次々と生け花や花束など“花飾り”が誕生。
 机の上にズラリ・・。


 ミニ作品ながら、いずれもとても美しく。

 珠玉の作品。



 

 イベントは主に子供向け・・、でもたまたまセンターに来ていた参加ママの知人女性の数人がのぞきに来て魅了されたよう・・。

 
 スタッフは、「来年から大人にも、呼びかけてみよう」・・。

荷物を背負っているのが、立ち寄った人たち。その美しさに目を見張って・・
荷物を背負っているのが、立ち寄った人たち。その美しさに目を見張って・・


 「花と話そう」のちらしは、参加のママさんのお一人がデザイン。
 ちらしの中のイラストも、子供さんの絵を活用。


 そのためもあって、子供さんなどへのフレンドリーさ~あふれるちらしでした。

このイベントのちらし・・デザインは、若いママ。
このイベントのちらし・・デザインは、若いママ。

 

 催しを支えるスタッフのリーダー(福富俊子さん)は、お花飾り+子供心に通じたベテラン、様々な演出が・・。

 まずお菓子を用意し、途中で子供たちへのおやつの時間をセット。
 “花よりだんご”への気配りも、大切なポイントですね。

 

 また、リーダーの意見で、急遽、B.G.M.も流して・・。

柔らかなジブリの曲が流れて~
柔らかなジブリの曲が流れて~

 

 催しでは「参加1組で200円程度の募金を」とやんわり呼びかけたのですが、募金額は500円玉3枚を含むコインでナント3,000円(キッチリ)。
 どうも立ち寄った女性なども協力してくれたよう・・。


 イベントで美しい“花飾り”に接し~やや高揚した気分・満足感が反映したのかも・・。

 皆さん、どうもありがとう!!

 

 いずれにしても、みんなで作り上げるイベントへの発展が期待されていますね。


【コメント】~「花と話そう」の多様なねらい~


 催しのねらいは、次のとおり。
    ① 小さな子供たちへの花育。
    ② ママたちの癒し(いやし)。
    ③ 公園花壇の切り替え時に不要になるお花の活用。
    ④ 公園の魅力アップ(今回は雨で公園へ行けませんでしたが・・)。

 

  ③の不要花の活用は、まだごくごく一部・・。
  さらなる活用が広がれば、いいですね。

夏の花の撤去が進む公園花壇(手前は、雑草侵入防止の防草(ぼうそう)シート(現在、土づくり中))
夏の花の撤去が進む公園花壇(手前は、雑草侵入防止の防草(ぼうそう)シート(現在、土づくり中))
ごみ袋(ボランティア用)に入れられた、夏花壇のお花たち(共に古井戸公園。10/7撮影)
ごみ袋(ボランティア用)に入れられた、夏花壇のお花たち(共に古井戸公園。10/7撮影)

 

                 (NPO花とみどり 事務局)