箕面・かやの中央地区南部の「木戸が池緑地」を市民組織「公園・緑地魅力アップ委員会(注)」が管理を始めて1年半、魅力アップの具体アクション第1弾としてスイセンの球根約150個を池の周囲の木道沿い斜面のすそに植えました(9/30)。
(注)NPO花とみどりグループの一員。
市の住民による公園の「自主管理制度」に基づき、活動中。
同委員会の「魅力アップチーム」では、地域住民に呼びかけ、この「緑地」の魅力アップのあり方を話し合っていますが、今回、地元の方からのスイセンの球根を寄贈の申し出を受け、議論と並行してテスト的にスイセンを植えることに・・。
「できるだけ、みんなの手で植えよう」と、ちらし約500枚を周辺地域に配布。
植え付けに先だち、同委員会の別グループ「市民草刈り隊」が予定地を草刈り(9/28(金))、準備も万全。
続いてみんなで植え付けの手はずだったのですが・・、予定の9/30(日)は台風来襲を控えマスコミなど世間は厳重警戒モード。
TVは繰り返し「不要不急の外出は控えて」と・・。
こうした中、予定の午前10時に集まったのは5人。
いずれも、「魅力アップチーム」のメンバー(男性3人、女性2人)。
5人は迷いました。
できれば、「もっと多くの住民と共にやりたい」・・。
しかし風もなく薄日も出て、いわば“嵐の前の静けさ”で、台風はどこ吹く風(まぁまぁの天気)・・、しかも台風の近畿上陸の予想はこの日の夜で余裕はありそう(午前中は大丈夫?)・・。
加えて、広報していた1週間後の予備日(10/6)は、雨の予報・・。
植えるのが遅れると気温は下がり、スイセンの生育上、好ましくない・・。
こうした中、「(とりあえず5人そろったし、今しかないでしょっ・・なので)やろう!」と決断!
斜面の予定の区間にシャベルで41個の穴を掘り、穴に腐葉土と肥料を入れ、球根を数個ずつ置き土をかけ、各々の穴に目印の木杭を立てて・・。
おかげさまで、チョッキし予定の2時間で完了!
あれから20日間・・現地を訪れると、スイセンはもう芽吹いてました!
現在、このスイセンを植えたあたりのニックネームを考え中(○○の小道など)。
【コメント】「木戸が池緑地」の魅力アップにどう取り組むかー中間報告ー
「木戸が池緑地」の魅力アップの基本方向は、概ね次の2案を議論中。
【A案】「箕面萱野駅」開設に伴い、広域的な駅前公園として「(主に園芸種などで)花の名所」など広域観光的な性格を強める。シバザクラで覆う案など。
【B案】池などの自然の豊かさを生かし、この「緑地」で当初の目標だったビオトープ公園の復活など、都市内の自然公園的な性格を強める。秋の七草の育成(栽培?)案など。
いずにせよ、市民の憩いの場であるとともに、鉄道経営の健全化・地域活性化などにつながる箕面への逆輸送増に少しでも貢献できれば・・がねらいです。
基本方向未定の中、「具体アクションはまだ早い」との見方もあるかも・・。
しかしスイセンの球根寄贈というチャンスを受けて、テスト的な実施へ・・。
テスト的な実践を通じて、技術的な認識が深まるとともに、周辺住民の関心も高まると期待されます。
《この件へのご意見・ご助言、活動への参加・協力をよろしくお願いします》
(NPO花とみどりグループ「公園・緑地魅力アップ委員会」事務局)