箕面市が公園の利用でも、人と人との接触を控えるよう呼び掛けています。
先日、市内の公園に貼り出された看板です。【写真】
長引く「緊急事態」の中で、人々の自然との触れ合いのニーズが高まっていますが、市は「必要最小限」の利用、低密度利用をアピールしています。
「新型コロナウィルス」の感染拡大に伴い、新たな衛生的な生活スタイルの確立が打ち出されようとしていますが、これからは公園利用についても新たなあり方の検討が課題でしょう。
例えば、“衛生的な公園”を目指すなら、タバコの吸い殻や犬の糞尿(共に人や動物のウイルスを付着・含有?)を含むごみのポイ捨てをしないモラルの徹底などです。
【コメント】より深い議論を
今回の市の看板がアピールする他の家族との(感染を広げるような)接触の抑制はいいとしても、「家庭内感染」が問題化する中で、例え家族間でも油断しない生活スタイルが求められます。
的確な例ではないかもしれませんが、韓国の人は目上の人などからお酒をつがれた時に顔を横に向け(いわば顔をそむけ)やや密やかに飲みます。最初はやや不思議な印象ですが、お酒を飲みながら、大声で(泡(つば)を飛ばして)しゃべるよりもはるかに衛生的な風習と言えるでしょう。
こうした新たな生活スタイルが期待されます。
グローバル化に伴う世界的な人の移動の活発化の中で、今後もこうした新たな感染症の脅威が生じる可能性が高まっています。
また毎年のように繰り返されるインフルエンザの流行などについても、ワクチンがあるからと油断せず(その効果は限定的)、この際、その克服強化も合わせて行うのがいいでしょう。
より深い議論が必要ですね。
✿ 公園の衛生的利用についてのご意見を募集します。
(NPO花とみどり 事務局)