箕面で危険な外来種アメリカ・オニアザミの除去を目指す市民グループが、5/5午前に同市外院3丁目の空き地などで、“ゼロ密”=「3密」回避に配慮しつつ約50株を除去。
作業者はマスクをして2m以上のディスタンス(距離)をとり、低密度で作業。
今回の作業を働きかけたのは、「外来オニアザミをなくす会(仮称・準備中)」。
参加者は4人。このアメリカ・オニアザミのクラスター(群生エリア)の発見者、近所の人、そして同会の世話役2人。
時節柄、広くは呼びかけず、当初から少人数に絞って予定。
この日は、4人で約50株=ごみ袋10袋分を除去。
除去したのは、今年の開花の直前・直後、及び昨年の種子散布後の枯死個体など、多様な段階にわたりました(アメリカ・オニアザミの生育が、何年間か放置されていた結果と推定)。
世話役の一人は、「『密集』しなくても『知恵と労力を集める』(知恵密・労密)ことはできます♪」と述べています。
※ この記事は、facebookグループ「箕面からアメリカ・オニアザミを除去しよう!」への投稿に基づき作成(写真:開花写真以外は、同facebookから)。
【コメント】“ゼロ密” 活動への創意・工夫を
放置すると、アメリカ・オニアザミは開花・種子散乱へと進みます。それに対応するため、同会は今回のような工夫をしつつ、活動を前進させようとしています。
これに学ぶなど、今、園芸・自然分野などでは、将来へ向けて季節に応じた良好な園芸・自然環境を維持するため、適切な活動上の工夫が求められます。
(NPO花とみどり 事務局)