コロナ情勢はまだ流動的・・、しかし、箕面の花とみどりのグループは10月末の「NPOフェスタ」(市民活動センター主催。10/31)への参加を皮切りに、新たな試みを含め秋からの活動を再開。
コロナへの基本対策を油断なく守りつつ、可能な活動を進めます。
◆“花とみどりのマルシェ”を独自開催 ◆
コロナ禍で秋のみどり関係フェスティバル(市等主催)は、初秋頃に早々と中止に。そこで、その後のコロナ沈静化を見定め、みんなで箕面駅前で独自に“花とみどりのマルシェ”を開催しました。(11/14。NPO花とみどり主催)。
その様子です。
✿ 「葉ぼたん」の苗を340株配布・・以前の勢いへ
出展(店)の核は、「葉ぼたん苗」。
ボランティアがタネから育てた苗で市民に提供し冬の緑花を呼びかけ、同時に新稲(にいな)村などの地元特産の「葉ぼたん文化」の引き継ぎを目指します。
この日はボランティア・スタッフ数人も応援に駆けつけ、まだ「コロナへの及び腰が残った」NPOフェスタ(10/31)を大きく超える340株を配布。これは、ほぼコロナ前の水準。
✿ 新登場「ドライフラワー作品」も好評
次は公園花壇の季節的な植え替えで捨てるお花の一部を活かした「ドライフラワー作品」。
色持ちの良いセンニチコウなどが中心のため、枯れ葉色ではなく色鮮やかなドライフラワーのミニ花束などが並びます。
これは、先の「NPOフェスタ」から本格的に登場。この時、大人気で「売れたので」、この日は品薄状態。ドライフラワーではないのですが、急遽、観葉植物を活かした作品などで補いました。これも好評で、花とみどりグループでの植物によるアート系作品の今後が注目されます。
✿ 寄贈の「ツルハナナス」も配布
また、花とみどりの活動を理解するお花屋さんから寄贈されたツルハナナスの苗10株余りを、やはり寄付つき配布。
これは材料費がゼロなので「収益率」が高く(100%)、ありがたかったです。
✿ 「たねダンゴ」転じて「ミックス苗」へ
NPO花とみどりは、土ダンゴに複数種類のお花のタネを練り込み植える「たねダンゴ」の普及に、この数年間、取り組んできました。
しかし、イベント中のダンゴを作る作業が「密」なことや、サポート組織体制が十分でないことから中断。これが、このほど「ミックス苗」として復活。
土ダンゴを作る手間とコストとを省き、たねダンゴ用のタネをそのまま播き「ミックス苗」へ。これにより、たねダンゴ(1個約150円)に比べるとコストは数分の一に。
春には、数種類のお花が混ざって咲きます【写真】。
なお、手先が器用でない幼児など向けには「たねダンゴ」方式は有効とみられ、一般向けには「ミックス苗」方式でいいとみられます(今後の展開は検討中)。
なお、募金は「葉ぼたん」17,000円、「ドライフラワー等」2,950円、「ツルハナナス」2,600円、「ミックス苗」2,000円で、計2万4千550円をいただきました。皆さん、ありがとうございました。
✿「アメリカ・オニアザミ」&「ササユリ」のPR活動も
また、「アメリカ オニアザミの会」がともにPR活動と募金を行い、さらに「ササユリの会(仮称)」の中で里山でのササユリ復活に先行して取り組む「しおんじ山の会」が同じくPR活動とバッチによる募金を行いました。
(NPO花とみどり 事務局)